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masahiro yasuda

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安田昌弘(やすだ・まさひろ)は、人間の絆と自然の調和をテーマに、心温まる物語を紡ぎ続ける作家です。本作『令和のかぐや姫物語』では、古典的なモチーフを現代の家族像に投影し、喪失からの再生と無償の愛を描き出しました。 著者は日頃から日本の原風景や伝統文化を大切にしており、その繊細な筆致は読者の心に深い感動を呼び起こします。執筆の傍ら、地域の環境保護活動にも携わっており、作中に登場する自然描写にはその経験が息づいています。現在は、次世代に語り継ぎたい新しい伝説の形を模索しながら、精力的に創作活動を続けています。

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令和のかぐや姫物語

令和のかぐや姫物語

愛する娘を亡くした家族の前に現れたのは、小さな光が奇跡を起こした現代の竹取物語。

「お願い、ずっと一緒にいて」 幼い花が捕まえた一匹のホタル。その小さな命を慈しむように育てていた矢先、不慮の交通事故が家族の幸せを奪い去ります。絶望に沈む両親と祖父母の前に現れたのは、亡き娘の身代わりのように姿を変えた、一人の美しい少女でした。 『蛍』と名付けられた彼女は、家族の深い愛情を受けて健やかに、そして驚くほど聡明に成長していきます。しかし、彼女の心には常に、自分は本物の人間ではないという孤独と、いつか光の中に消えてしまうのではないかという不安が影を落としていました。 大学生になった蛍は、環境保護を志す青年・陽一と出会い、初めての恋を知ります。守るべき家族と、愛する人。自らの正体への葛藤を抱えながら、彼女は愛する人々への「恩返し」のために、ある大きな決断を下すことになります。 令和の時代に贈る、切なくも温かい、光と再生のファンタジー。奇跡は、愛する心の中にこそ宿るのです。